講師との対話の多さに驚く。
繁忙期でも仕事と両立できる
オンライン研修。

普段の業務内容を教えてください。

2018年から関東支店の支店長となり、幅広い業務を管理しています。これまでご利用いただいたお客様のフォローや、新規顧客の対応といった営業部門を中心に見ていますが、当社の柱であるエアー遊具等の企画・開発を行う製作部門、支店の総務や経理部門の責任者でもあります。

御社の研修制度について教えてください。

当社は新卒採用の若者が多く、研修制度を充実させています。名前がかわいらしいのですが……、社内研修や自己研鑽の機会を『おうちでまなぶくん』と呼び、外部研修制度を『おそとでまなぶくん』と呼んでいます（笑）。 “おうち”の独自制度のひとつに、年間12冊分の補助が出る読書の奨励制度があり、私も活用しています。どんな本を選ぶかで自分の課題も再認識しますし、本を通して先輩、後輩問わず会話が生まれる気がします。

もちろん、本からも多くのことを学べますが、外部研修は、講師や受講生との対話を通して学んだことの答え合わせができると同時に、客観的な視点から自分を見つめなおせることが大きな魅力です。宮崎本社にいた頃から中小企業大学校に通っていて、講師や受講仲間の意見やアドバイスに助けられることは多かったですね。

職場リーダー養成のためのコースを受講されたきっかけは何でしたか。

社長から受講を勧められたのがきっかけです。支店長になって一年ほど経ち、チームのまとめ方に迷っている時期でもあり、即決しました。ただ、当社の繁忙期は大型連休や夏休み前。6月からの受講は厳しいかなと思いましたが、オンライン受講なので移動にともなう時間や体力を奪われることがなく、スムーズに研修を修了できました。

オンラインとオフラインの講座の違いは感じましたか。

一般的な講義や大人数のeラーニング以上に、先生と１対１の時間が長く取れたのは意外なメリットでした。業務に関わる具体的な話に踏み込めましたし、質問もその都度できました。受講生も意欲の高い方ばかりでもっとお話したかったのですが、迷っているうちに研修期間が終わってしまい、それだけが心残りですね。中小機構の担当者から、受講に使うヘッドセットを借りられたのも良かったです。届くと『借りたからには頑張らないと……』と気合いが入ります（笑）

職場リーダー養成のためのコースの中で印象的だった学びについて教えてください。

『聴くスキル』ですね。私は、社長の次に社歴が長いこともあり、部下が話している最中に最後まで話を聞かず、趣旨を推測して結論を出してしまうことがあったんです。研修を受けて、これまでの自分は仲間の想いや考えを十分くみ取れていなかったかもしれないと反省し、最後まで話を聞くよう改善を心がけました。

改善の成果として、部下からの発話が増えたと感じています。当社では、上司と部下の1on1ミーティングを週に一度行うのですが、繁忙期にあたる夏休み前後は形式的に省略したほうが良いかなと考えていました。ところが、研修以降は部下から『ミーティングしましょう』と言ってくれるようになったのです。そのおかげで、繁忙期も変わらずにコミュニケーションがとれ、業務も円滑に進められました。『聴くスキル』を学んで改善を意識できたことで、部下が『上司は自分の話をしっかり聴いてくれる。安心して話せる』と感じてくれたのではないかと思います。リーダー養成のためのコースではありますが、仲間と協働しながら進める場合でも、大きな学びが得られると思います。私も、支店長になる前から知っておきたい内容でした。

WEBee Campus（ウェビーキャンパス）ならではの魅力はどんなところに感じますか。

地方の中小企業大学校では開講されない講座も選べ、個々の年次や課題にフィットした学びの機会を得られるところですね。 思わぬ魅力だと感じたのは、WEBee Campusが社内のコミュニケーションツールになっていること。 私がかつて受講した講座を部下が受講していると、私からアドバイスすることもありますし、逆に私が勉強中の社員から新しい情報を教わることもあります。

今後受講してみたい講座があれば教えてください。

個人的には、今後はマーケティングに関する講座を受講したいです。これまでは、商品力をホームページでPRし、ページからお問い合わせいただくことがほとんど。商談の少なさが当社の特徴でもあったのですが、今後はお客様の生の声を集めることで、多くの方に喜ばれる遊具を提供できる可能性が高まるのではないかと考えています。 そのためにも継続的にオンライン研修を利用して学び、新しいチャレンジにつなげていきたいです。